ココナッツオイルで痩せる!の誤解

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ココナッツオイルで痩せる!の誤解

 

 先日、ある方からこんなメールを頂きました。
ココナッツ油の摂取でLDLが上昇するという情報があるのですが、どう思いますか?

 

 その方が読まれた記事はこちら↓
ココナッツ油でLDLが上昇

 

 栄養療法の医師がココナッツオイルを勧める条件として、現在糖質三昧の生活を送っていて解糖回路を主エンジンとしている成人が、脂肪酸を分解してエネルギー源とするケトン回路に切り替えるきっかけとして、ココナッツオイルを利用することを推奨しているのではないかと。前提に糖質制限ありき!です。(糖質が外から入ってくる限りは、控えめなケトンエンジンは始動しません。)
ココナッツオイルで痩せる!の誤解
 私はMCTオイルのカプセル派です。

 

 さびついているケトン回路を初めて回す時には、なかなかスムーズに回らず一定期間を要するので、少しだけ我慢して経過を見ます。(結果を焦らず淡々と同じ食事をしていればいいだけなのですが)ココナッツオイルやMCTオイルは他の脂肪酸よりもケトン体にかわるスピードが速く、ケトン回路を回すキックオフに最適です。一度ケトン回路が回せるようになれば、絶食やナッツ・アボカドなどでもケトン回路を回せるようになるとも書かれています。
ココナッツオイルで痩せる!の誤解ココナッツオイルで痩せる!の誤解

 

 一方で記事を読む限りでは、ココナッツオイルに批判的な内容には、糖質制限については一言も触れていません。キャノーラ油の方がよいと言っているところを見ても、クラシックな知識を持った医師と思われます。そうすると、通常どおり糖質も摂っているところにココナッツオイルを上乗せする前提で健康を論じている可能性が高いです。

 

 しつこいですが、ココナッツオイルは糖質をとらない状態でケトン回路を回して脂肪を燃やし痩せるという機序なので、糖質もココナッツオイルも摂っていては、肥満も動脈硬化も高LDL血症も改善しないのは当然です。

 

 記事を書かれた方と同様に、ココナッツオイルがダイエットや認知症によいという一部分のみを切り取って、糖質三昧+ココナッツオイルで痩せない…インチキだ!と勘違いしている人は多いのではと思いかもしれません。情報は総合的に、ですね。